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標高 【カテゴリ:GIS】

標高とは

標高とは土地の高さの事です。日本の「標高」は、東京湾の平均海面を基準(標高0メートル)として測られています。

国土地理院の測量法で定められており、標高の基準となる東京湾の海面は、風などの影響で波が一定ではないため、実際は「日本水準原点」を基準点として測量されています。

日本水準原点は1891年に設置され、国会前庭にある日本水準原点標という建物の中で保護されています。

日本全国の主な国道又は県道等に沿って、国土地理院の水準点が約2キロメートルごとに設置されています。

この水準点は、高さが正確に測量されているので、これを利用して土地の高さをミリ単位まで詳細に測量することができます。

現在地の標高は、国土地理院のサイトや、高度計で知ることができます。標高を調べるための一般のサイトやスマートフォンのアプリケーションもあります。

また、国際的に利用されている世界測地系では、「ジオイド面」という概念的な平均海水面を基準としています。

地球は正球体ではなく場所によって重力が一定でない、また、海面は潮流や他の天体の重力等の影響で変動するため、平均海面を固定的に求めることは困難です。

そのため、重力が同じような地点を結んで概念的に定義した「ジオイド面」という考え方を採用しています。

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