2.5D地図 【カテゴリ:GIS】
2.5D地図とは、1つの方向から見て立体的に表現した、奥行情報を持っていない地図のことです。
2次元で描かれた平面地図でもなく、視点を変えて表示させられる3D地図でもない、その中間が2.5D地図です。
例えば、ウェブサイトなどでよく見かける、駅構内の階層と階層のつながりや各階ごとの施設設備・乗換経路などを立体的に表現している地図が、2.5D地図です。
2.5D地図では、3D地図のように視点を変えることはできませんが、透過表現を使って、階段やエスカレーター、エレベーターなどの行先後の、現地でも直接見渡すことができない景観を分かりやすく表現することが可能です。
また、Googleマップで地図を表示して拡大すると、平面で描画されていたビルなどの建造物が立体的な2.5D地図で表示されます。
このように、2.5D地図は私たちの身近なところで使用され、日々利用されています。