今回のセミナーのテーマは、「ダイレクトメール活用術」です。
O2O(オンライン to オフライン)時代のマーケティングにおいて、ダイレクトメールの利用目的、用途が見直されています。
(参照元:一般社団法人 日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2014」)
- ダイレクトメールからの行動喚起率 16.2%
行動喚起とは、「話題にした」「ネットで調べた」「来店した」が含まれています。ダイレクトメールから「口コミ」「ネット検索」というクロスメディア効果が確認できています。
- 1人当たりのダイレクトメール受取通数 5.8通/週
1人が受け取る実際の受け取りダイレクトメール通数は、2013年度と比較してやや減少となっています。また、高年収層ほど受け取り通数は多く、年収900万円以上の層では8.9通と平均を5割程度上回っています。
- 消費者が行動する理由。それは・・・
ダイレクトメールを受け取ったあと、消費者に行動した理由は、以下の分布図となっています。
- 興味のある内容だったから 49.1%
- タイミングがよかったから 33.1%
- 割引特典にひかれたから 19.4%
消費者が行動する理由は、「経済的便益」ではありません
消費者が行動する理由は、「ライフスタイル」すなわち 趣味/生活様式に合っているか? 好きか? 嫌いか?です。
ヤマトシステム開発、ランドスケイプ、NTTデータの3社で、「ダイレクトメール活用術」セミナーを展開しました。
- 興味をもってくれるお客様は、どの地域に多く居住しているのか?
また、その購買層を取り込んだときの「経済規模」(ポテンシャル)は、どの程度のものなのか?(地域特性を活用したエリアマーケティング)
- 興味をもってくれるお客様の「ライフスタイル」とは? それを把握する方法は?(ライフスタイルマーケティング)
- お客様に興味をもってもらう「タイミング」は、どのようにつくりだしていくのか?(ダイレクトマーケティング)
O2O(オンライン to オフライン)時代のコミュニケーション戦術の策定に、ご活用いただけるセミナー内容です。
第1部 購買率を上昇させるターゲットエリア選定とは? 株式会社NTTデータ
(講師)デジタルビジネスソリューション事業部 主任 杉本 直子
1. 購買率を上昇させる「地域特性」情報活用術とは?
- 地域特性とは?
- 地域特性で案内製品を変える。その効果は?
2. 利用率を上昇させる「地図」情報活用術とは?
- お客様が少ない空白地をあぶりだす。
- レスポンスの高い地域を視覚化する。その有効性とは?
以上の内容で講演しました。
第2部 特定エリアからのターゲットを抽出する。購買率上昇につながる鍵は? 株式会社ランドスケイプ
(講師)営業部コンサルティングG 執行役員 長竹 克仁 氏
- 購買率減少の理由。ライフスタイルの多様性
- ライフスタイルマーケティングとは?
- ターゲット抽出。高い反応率につながる抽出方法とは?
以上の内容で講演しました。
第3部 ターゲットに反応させる。ダイレクトメールの運用とは? ヤマトシステム開発株式会社
(講師)アシスタントマネージャー 篠原 大介 氏
- 購買者/お客様に対する次なるフォローのやり方は?訪問/電話活動がしづらい。その悩みを解決するやり方とは?
- ターゲットに合わせたDMアプローチとは?
以上の内容で講演しました。