【No.12】不況の時代を乗り切るキーワードは顧客情報からの経営方針
【No.13】営業マンが業務効率化できるコツは、「モバイルの活用」
厳しい景気情勢により、新しい取り組みや、設備、ITへの投資が進められない企業様が多い中、一部の企業様ではこの機に乗じて規模の拡大、新規店舗の出店を行い、業績を上げています。
これら企業様の共通の特徴としては、競合他社に先駆けて、自社の顧客情報等を元に、新たな販売戦略を立てられています。
これらの企業に続けと、多くの企業様で、CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)を導入されたお話を聞きますが、なかなかうまく機能していないのが実態のようです。
ではどうすればよいかというと、お持ちの顧客情報をもう一度見直してみてください。
過去と現在の傾向の変化、一部の優良顧客以外への対応等、いくつか見るべきところはあります。
ただ、顧客情報のみを分析しても、なかなか明確な営業、経営方針が出てこないことが多いと思いますので、その際は、市場情報、地域の特性情報等を掛け合わせてみることをお勧めします。
今攻めるべき地域や、顧客層の特性がわかり、各地域における売上予測まで立てることができます。
これらを踏まえてCRM等のソリューションの導入をご検討ください。
主役はお客様の営業、経営方針であり、それをサポートするのがCRM等のソリューションです。
顧客情報等の活用方法については、優良なソリューションベンダー、コンサルタントにご相談頂ければ対応いただけると思います。
もちろん、弊社でもお手伝いさせていただきますので、ご相談ください。
各企業の営業担当者は、業績を上げるべく、お客様を訪問し、営業活動に励んでいることと思います。
不況の為か、思った以上に受注が取れないため、訪問先の件数も多くせざるを得ず、苦労されているのではないでしょうか。
訪問件数が増えるということは、上司への報告作業の負荷も増え、遅くまで残業して営業日報を作成しているという話をよく聞きます。これでは体が持ちませんよね。
そこでお勧めするのが、モバイルの利用です。
移動中や待ち時間に、営業結果を振り返って、決まったこと、宿題、訪問時の雰囲気等をメモする。社内に報告すべきことは報告書を送る。
これだけで、営業の要旨をまとめることができ、かつ、営業結果の報告までできれば、わざわざ帰社する必要がなくなります。
また、空いた時間に周辺状況を確認したり、情報収集することで、空き時間の有効活用ができます。 顧客情報が参照できるなら、近隣のお客様をついでに訪問することも可能です。
モバイルを使うメリットは、いつでも、どこでも、すぐに利用でき、また、ちょっとした時間でも気楽に使えるところにあります。
こんなメリットから、最近モバイルを活用される企業が増えてきました。
地図や公開情報の参照利用のみであったり、社内情報と連携した営業端末として利用したりと、活用範囲の差はありますが、ビジネスにおけるモバイル活用のあり方は、急速に進化していると言えます。
最近は、モバイル端末も、携帯電話、スマートフォン、タブレット、Windowsモバイルなど、様々なものが登場しています。 進化するモバイル。ビジネスでの活用事例も増えています。
そろそろ活用してみてはいかがでしょうか?