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豆知識

【No.18】お店探しやゲームだけじゃない、GPSの活用方法

【No.19】結果の出ないエリアマーケティングをしていませんか?

【No.18】お店探しやゲームだけじゃない、GPSの活用方法

カーナビや携帯電話でのナビゲーションに利用されたりと、数年前から一般的になってきた、GPS(Global Positioning System)。

このGPSを、さまざまな位置情報コンテンツと組み合わせることで、業務に活用されています。

例えば、損害保険会社で、最近では標準につけられている、バッテリー上がりやキーの閉じ込み時などの、ロードサービスで駆けつけを必要とする場合、現場からのお客さまの説明を補足する形で、オペレーターが、お客様の携帯電話のGPS情報からお客様の大まかな位置を判定、その情報から周辺施設を地図上に配置したデータや住宅地図を使い、場所を特定します。

特定後、現場へのルート地図や渋滞情報を考慮した到着時間などを割り出し、担当者へ指示をすることで、現場への駆けつけ最適化を行っています。

同じような事例は公共機関でも行われていて、消防・救急など119番へ電話をした際に、通話とともにその携帯電話の位置情報を取得し出動先の特定を行っています。

たとえば、旅行先や不慣れな土地でのトラブルや緊急の通報時に、土地勘がない場所を相手に説明することが困難な場合でも、上記のようにGPSと位置情報コンテンツを組み合わせることにより、場所の特定が容易になります。

最近では、高解像度の道路画像データなども出てきており、事故現場から見える景色や交通標識などを伝えてもらうことで、よりスムーズに場所の特定が行えるようになってきています。

緊急駆けつけ業務にとどまらず、土地測量や列車の保線業務での安全管理、営業業務の管理や配送業務での車両管理など、さまざまな場所で、GPSは活用されています。

【No.19】結果の出ないエリアマーケティングをしていませんか?

過去にも豆知識に登場してきたエリアマーケティング。

導入する企業様も増えてきているようですが、導入したものの、結果と現実が合わなかったり、どう使っていいのかがわからなくて、実際にはあまり使われていない、そんな話を聞きます。

どう使っていいか、というのはひとまず置いておくとして、なぜ、結果と現実が合わないのでしょうか?

ひとつに、マーケティングを行う際の、ターゲティングの設定が明確でなかったというケースがあります。

分析目的として、何を導き出すか。

エリアマーケティングを行う際に、既存店舗の売上げ見直し、新規顧客の拡大と様々ある目的をまず、明確に決めるべきです。

例えば、証券会社で新規顧客開拓を行うとします。まず、有価証券購入者の傾向を各種統計データから分析すると、

収入が1000万円以上で
持家もしくは社宅に住み
職業が自営業、もしくは役職が管理職
世帯主の年代は40歳以上の人

上記のような人が多く購入しているという結果が出ます。

この結果から、有価証券を購入しているのは、持家があり、ローンを払い終わっている人が多く購入している、ということが推測ができます。

ターゲットが決まれば、そのような傾向の人がどこにいるかを最新のデータで調査し、既存顧客と比較することで、各店舗の売り上げ見込みや、営業強化地域を細かく設定できます。

エリアごとの特性や分布の分析ができるのはあたりまえ。

これからのエリアマーケティングシステムでは、業務・業種に合わせた柔軟な分析手法をあらかじめ備えているなど、分析という一つの機能だけではなく、導入や効果検証といった継続的なサービスを含んだものが、標準の商品となっていくでしょう。

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