今回はシステム開発時におけるクラウドの活用についての話です。
クラウドで社外のリソースを利用できるようになってきていますが、まだまだ主流である、独自のシステム開発。
システム開発を受注した後のアクションとして、開発環境の準備というものがあります。
この準備、意外とコストがかかります。
サーバ機器の用意、環境構築、開発者用の操作環境の用意など。
また、コストに加え、準備のための期間も開発工程に考慮しなければなりません。
そんなときに便利なのが、開発環境をクラウドで提供するサービス。
開発に必要なアプリをインストールしたサーバなどを、インターネットを介してすぐに利用できるサービスです。
このサービスにより、機器調達等のコストや期間の短縮できます。
さらに、必要なものを必要な時に利用できるというクラウドの利点から、従来、開発の工程で発生していた開発人員増減等による余剰リソースが削減できます。
また、外部の環境を利用するため、サーバの運用や、機器保守のためのコストも削減できます。
「期間が限られていて、機器の調達や環境構築等に、あまり時間を割けない・・・。」
「毎回同じような開発環境を構築している気がする・・・。」
そんなお悩みをお持ちの方は、クラウドを利用したシステム開発を一度試してみてはいかがでしょうか。
BizXaaS MaPでも配信している交通情報。
渋滞情報。
渋滞予測。
駐車場情報。
など、交通、主に自動車に関する様々な情報を配信しています。
たとえば渋滞情報。
渋滞情報の一つとして配信しているVICS現況情報は、VICSセンター(財団法人道路交通情報通信システムセンター)が提供している情報で、渋滞や規制情報など、JARTIC(日本道路交通情報センター)が収集した道路情報を、道路上に設置されたビーコンやFM多重放送などによって、車載されている機器へと配信するシステムのこと。
渋滞情報以外にも、事象規制、障害情報、SA.PA情報、駐車場満空情報など、高速道路、一般道路の現在の道路情報を提供しています。
カーナビに表示される道路情報がまさしくVICS情報になります。
事象規制、障害情報などは、今回の震災時の通行規制を知るのに役立ちました。
また、リアルタイムの情報だけでなく、渋滞を考慮した車商圏分析や事故多発地点統計情報など静的な情報としても活用できます。
NTTデータはVICS情報を、オンライン配信できる事業者です。
オンライン事業者から配信されるVICS情報は、スマートフォンで渋滞情報を閲覧できるようにしたり、過去のデータを蓄積し、そこから未来の渋滞を予報するコンテンツや、所要時間予測データなど、各事業者ごとに、ユーザや企業が利用しやすい形に加工されています。
どのような形で利用するのか、どういった情報が欲しいのか、同じVICS情報でも、事業者により様々な性格を持っているので、用途によって最適な事業者を選択することが、交通情報データを利用する際の重要なポイントになります。